エスタコウォールについて①

自然素材の塗り壁はなぜ良いのか?

通常、洋室などの室内の壁はビニールクロスという壁紙を使うことが多くあります。ビニールクロスは比較的施工が簡単なため、その分コストが安くなる傾向があります。また、壁紙の色やデザインのバリエーションも豊富なため、近年の住宅建設では数多く使われるようになりました。しかし、上記のようなメリットがある一方、経年により汚れや剥がれなどが発生するといったデメリットもあります。10年20年といった時間の経過とともに、綺麗な状態を保つためにはどうしてもメンテナンスが必要となるため、長い目で見ると、その分のコストが生じてしまいます。比べて、漆喰などの自然素材の塗り壁はどうでしょうか?左官職人による、塗って押さえて乾かす作業が必要なため、ビニールクロスと違い、仕上がりまでに手間と時間がある程度必要になります。そのため、施工時のコストは少し高くなる傾向があります。しかし、例えば漆喰は時間が経っても仕上がり時からほとんど変化がなく、美しい状態が続きます。それは、漆喰に含まれる成分である消石灰が静電気を溜め込まず、ホコリなどを壁に付着させにくい性質を持つためです。そのため、時間が経っても美しい状態をメンテナンスフリーで維持することができます。

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快適で綺麗な空気をつくる

ビニールクロスは湿気を全く吸いませんが、漆喰や珪藻土は吸放湿性能がとても高く、空気中の湿気が多い時は壁自体が湿気を吸収し、逆に空気中の湿気が少ない時は壁が湿気を放出します。そのため、室内の空気を常に快適な状態に保ってくれます。また、塗り壁は多孔質構造になっているため、放蓄熱性能を持ちます。例えるなら「呼吸し続ける壁面」。外壁に使用した場合、真夏のように大気温度が高い場合は壁面に受けた熱を放熱し、逆に真冬のように大気温度が低い場合は蓄熱します。多孔質構造が空気の層をつくり蓄熱するため、室内壁に使用した場合、冬場の室内温度を暖かく保ちます。また、シックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着することも知られています。上記のような性能を持つ自然素材の塗り壁が、クリーンな空気と快適な湿度・温度を作りだします。

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「厚く塗る」も重要です

エコラボ41で取り扱うエスタコウォールは「漆喰と珪藻土のいいとこ取りの塗り壁材」と言われています。その理由は、漆喰の持つ「調湿効果」「抗菌性」「耐火性」と、珪藻土が持つ漆喰よりも優れた「調湿性能」「耐火性」を掛け合わせ、両方の優れたポイントを保ったまま「厚く塗る」ことを可能にしているからです。この「厚く塗る」は実は大きなポイントで、漆喰や珪藻土が本来持つ能力を高め、強度も向上させながら、重厚感と風合いのある仕上がりを実現します。

 

エスタコウォールについて

エコラボ41で取り扱うエスタコウォールは、室内壁・外壁すべてに使用できるヨーロッパ生まれの塗り壁材です。ヨーロッパの大地で採掘された良質な大理石(石灰石)が主原料の体にやさしい自然素材。洋室・和室、外壁にエスタコウォールを使うことで、クロスでは出せない自然な色味や質感を表現でき、理想のインテリアを実現します。
エスタコウォールについて

2020年3月4日
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