セルロース断熱について②

住宅を車に置き換えてみる

いきなりですが、「新しく車を買う」と想像してみてください。好きなメーカーや車種、デザインはあると思いますが、走行性能や燃費の良し悪しも車を選ぶ材料になるはずです。もしかしたら、支払う税金の大小や安全性能なども比較対象になるかもしれません。どれだけデザインや見た目が素敵でも、性能や安全性が見劣りするものを進んで購入しようとは思わないはずです。住宅における断熱材が担うのは、車で言うところの性能や安全性に直結する部分です。快適性や安全性を大きく左右する断熱性能は、家のデザインや間取りと同じくらい気にするべき項目です。

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断熱材にはたくさんの種類があります

断熱材は大きく分けて「無機質繊維系」「発泡プラスチック系」「自然素材系」の3種類に分かれます。下記の表は主な断熱材と、住宅でよく使われる木やコンクリートなどの熱伝導率を記したものです。熱伝導率とは言葉の通り、その素材が熱をどれだけ伝えやすいかを数字で表したものです。窓のサッシに使われることがあるアルミニウムは、驚くほど熱を伝えやすいことが伺えます。外気の熱を家の中にも伝えやすいので、窓の近くは寒さや暑さを感じやすく、また結露も起こりやすくなります(最近では樹脂製のサッシや、二重窓・三重窓が使われることが増えています)。熱伝導率だけで見ると、ロックウールやグラスウール(32K)の方がセルロースファイバーより断熱性能は高いですが、これらの数字はあくまで素材を比較しただけものになります。実際の施工の際には、ロックウールやグラスウールは隙間が生じやすく、このことが原因で断熱効果が大きく損なわれてしまいます。隙間の有無だけでなく、断熱材を押し込んで施工を行うことで、本来の半分以下の効果しか発揮しないというデータもあります。すなわち、表にある熱伝導率だけを比べて、実際の住宅においての断熱効果を比較することはできません。隙間のない施工が行われてはじめて、それぞれの断熱材が持つ性能を発揮することができるのです。セルロース断熱は専用の機械を使い、柱と柱の間にセルロースファイバーを吹き付けていく工法です。そのため、あらゆる建物・形状に合わせた隙間のない施工が可能です。

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アップルゲートセルロース断熱について

エコラボ41が取り扱うアップルゲートセルロース断熱は、アメリカにおけるセルロースファイバー断熱の中でトップシェアを誇り、全体の10%程度を占めます。日本製のセルロースファイバーとの大きな違いは、繊維そのものが長く、ふわふわとして硬くならないことです。そのため、繊維同士がしっかりと絡み合い、どんな隙間もきっちりと埋めることが可能となります。また、長時間経過してもその状態を保ち続けます。新聞紙が原料のため、自然素材で健康にも優しいエコ建材であることも大きな特徴のひとつです。アップルゲートセルロース断熱の詳細は下記リンクよりご覧いただけます。
アップルゲートセルロース断熱について

2020年3月4日
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